理学部数学科

教員紹介

職位教員名専門?研究分野個人HP研究者総覧
教授飯田 正敏表現論linklink
准教授池田 曉志複素幾何学、表現論 link
准教授井沼 学組合せ論、情報セキュリティlinklink
准教授梅田 陽子特異摂動の代数解析 link
客員教授神島 芳宣幾何学とトポロジーlinklink
教授小木曽 岳義表現論、整数論 link
助教清水 優祐統計学 link
教授高山 (西) 晴子位相幾何学 link
教授土屋 高宏統計科学、確率分布論、多変量解析 link
准教授中村 あかね可積分系linklink
教授中村 (荻原) 俊子微分方程式論、応用解析学linklink
教授藤田 昌大数値流体力学linklink
准教授古川 勝久代数学?代数幾何学 link
教授安田 英典数値解析、サイエンティフィックコンピューティング link
客員教授柳 研二郎函数解析学 link
教授山口 博調和解析 link
数学科は英文ジャーナル
Josai Mathematical Monographs
を発行しています。
Introduction
教授
飯田 正敏
IIDA Masatoshi
いろいろな視点を楽しもう
意外なことが結びついて新しい発見があるのが数学の面白さの一つだと思います。中学高校生でしたら「別解を探す」ことに近いといえばピンとくるでしょうか。計算をするにしても力技で押し切ることも出来れば、視点を変えることで簡単に計算結果を得ることもできます。大学での数学で視野を広げて色々な別解を楽しみませんか。
プロフィール
東京大学789游戏中心数理科学研究科博士課程修了。
職業能力開発総合大学校講師を経て、2002年より城西大学助教授、2012年に教授に就任。

学位
博士(数理科学)

専門領域
表現論

研究テーマ
リー群

研究紹介
リー群という図形や空間の対称性を表現する群に関連した諸々に興味を持っています。元々は微分方程式や幾何学などとの関連から得られた概念ですが、近年では量子コンピュータのアルゴリズムを記述する量子回路もユニタリ群というリー群の要素を用いて表現されます。大学1年で学ぶ線型代数学が基礎となっています。
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Introduction
准教授
池田 曉志
IKEDA Akishi
曲がった空間を見てみよう!
地球の表面は我々人間の目から一部分を見ると平らに見えますが、大きな視点で地球全体を見ると球の形になっていて、実は曲がった空間になっています。このような曲がった空間の世界を一緒に勉強しましょう。
プロフィール
東京大学789游戏中心数理科学研究科博士課程修了。
東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構特任研究員、大阪大学理学研究科数学専攻特任講師を経て、2020年城西大学理学部数学科准教授に就任。

学位
博士(数理科学)

専門領域
複素幾何学、表現論

研究テーマ
曲面の幾何学と代数上の加群の導来圏の対応関係、三角圏の安定性条件の空間の大域的構造の解明

研究紹介
理論物理学で提唱された「ミラー対称性」と呼ばれる一見すると全く違うように見える「幾何学的なものの集まり」と「代数的なものの集まり」が同一視出来るという不思議な現象があります。このミラー対称性を動機として、幾何学的なものの集まりである「曲面の中の曲線の集まり」と、代数的なものの集まりである「代数上の加群の集まり」の間の同一視についての研究をしてきました。また、このミラー対称性による幾何学と代数の対応関係の中で、幾何学側での「曲線の長さや角度の情報」が代数側では「加群の安定性条件」と呼ばれるものと対応することなどを証明してきました。
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Introduction
准教授
古川 勝久
FURUKAWA Katsuhisa
現代数学の自由な世界を学ぼう
現代数学は、あまたの数学者の自由な発想によって発展しつづけています。
大学4年間を通し、基礎から積み重ねて新しい研究に触れることで、ものごとの根本的な原理を理解する力を身につけましょう。
プロフィール
早大?助手および助教、台湾大?研究員、東大数理?学振特別研究員および特任研究員を経て、城西大?准教授。

学位
博士(理学)

専門領域
代数学?代数幾何学

研究テーマ
高次元の射影幾何学?正標数の幾何学?代数多様体上の有理曲線族

研究紹介
代数学の基礎においては、0 および 1 のような数の持つ根源的性質や、足し算?かけ算のような演算のもたらす構造やを再認識し、「群?環?体」と呼ばれる現代的な数学の体系を構築して行きます。その中では、たとえば変数 x、y などによって表される「多項式」も重要な対象となります。

専門的な研究としては、多変数の多項式を操作する代数的なアルゴリズムである「グレブナー基底」をはじめとした可換環の理論を学び、それらを応用しながら、多項式によって定義される「代数多様体」に関する幾何学を探求します。
xy-1=0 のような式が平面に双曲線を描くことはよく知られていますが、代数多様体はそうした曲線や曲面のような図形を高次元へ一般化したもので、きわめて複雑な構造をもっています。そのためコンピューターによる数式処理システムなども活用し、代数多様体の構造を解析する助けとしています。
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Introduction
准教授
井沼 学
INUMA Manabu
学ぶ姿勢を育てよう
大学在学中に学ぶ姿勢を育てられるとよいと思います。
プロフィール
筑波大学第一学群自然学類卒業。
東京大学789游戏中心数理科学研究科博士課程修了。

学位
博士(数理科学)

専門領域
組合せ論、情報セキュリティ

研究テーマ
超リー代数、ヤング図形、バイオメトリクス 、ディープラーニング

研究紹介
ヤング図形を用いた超リー代数などの表現の記述。AIにおける情報セキュリティ。
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Introduction
准教授
梅田 陽子
UMETA Yoko
数学は、自由な物の見方、無限に自由な思考の喜びを教えてくれます。
プロフィール
北海道大学789游戏中心理学院数学専攻博士後期課程修了
2018年城西大学理学部数学科准教授に就任

学位
博士(理学)

専門領域
特異摂動の代数解析

研究テーマ
完全WKB解析による高階パンルヴェ方程式の研究

研究紹介
私の専門分野は完全WKB解析です。完全WKB解析の手法でどのように高階パンルヴェ方程式などの可積分系を理解できるのか、というのが私の研究の主題である。近年は高階パンルヴェ方程式のインスタントン解とStokes幾何に付随する未解決問題に取り組んでいます。
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Introduction
客員教授
神島 芳宣
KAMISHIMA Yoshinobu
学位
理学博士

専門領域
幾何学とトポロジー

研究テーマ
変換群

研究紹介
多様体上の幾何構造を保つリー変換群をホモロジー代数、層の立場から現在研究している。
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Introduction
教授
小木曽 岳義
KOGISO Takeyoshi
数学の魅力を知り、数学に夢中になろう。
美しいものを見たとき、それに対する反応は人によって様々です。画家やカメラマンは絵画や写真でその美しさを人に伝えようとします。詩人は巧みな言葉の表現を使って、それを愛でます。音楽家はその美しさを音楽の旋律で人に伝えようとします。そして数学者は、「何故美しいのか」を証明しようとします。画家、カメラマン、詩人、音楽家はその美しさを他の人と共感できますが、数学者も数式や、証明を通してその美しさを他の数学者と共感することが出来ます。自分が美しいとか、すばらしいと思ったものを他の人も同じようにそう思ってくれたときに、そこに共感が生まれ、そこに幸せを感じます。私にとっては、それが数学の魅力の一つです。
プロフィール
筑波大学第一学群自然学類卒、789游戏中心博士課程数学研究科卒。
筑波大学数学系準研員、筑波大学数学系助手、を経て城西大学理学部数学科講師、現在城西大学理学部数学科教授。城西大学理学部数学科主任。
早稲田大学、法政大学でも教鞭をとっている。

学位
博士(理学)

専門領域
表現論、整数論

研究テーマ
表現論、幾何学的手法による高次元ゼータ関数の研究

研究紹介
素数の性質を解析的に代弁するリーマンのゼータ関数というものがあります。そのリーマンのゼータ関数は1次元ベクトル空間に対応するゼータ関数とみなせますが、それを高次のベクトル空間に一般化したゼータ関数を概均質ベクトル空間のゼータ関数といいます。このゼータ関数の極や留数を決定したり、関数等式という折り返し公式が研究テーマです。特にどこに概均質ベクトル空間の相対不変式のようなよい性質を満たす多項式が潜んでいるかを探るのが現在の研究テーマです。これを代数群の表現論という手法で研究してきましたが、最近ではこれにクラスター代数、量子トポロジーからアプローチも加えて研究しています。
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Introduction
教授
高山(西) 晴子
TAKAYAMA (NISHI)  Haruko
数学を学んで論理力を身につけよう
数学では一度証明されたものは永遠です。ピタゴラスの定理は二千年以上前に証明されましたが、現代の教科書に載っています。数学が息の長い学問であるのは、その論理の厳密さにあります。
定義、定理、証明という抽象的な論理の繰り返しの中に、豊かな数学的対象が表現されています。
美しい数学、面白い数学を楽しく学びながら、自然と論理力を身に付ける。そんな学びをしてみませんか。
プロフィール
九州大学789游戏中心数理学研究科数理学専攻博士後期課程修了。
九州大学789游戏中心数理学研究科助手、城西大学理学部准教授を経て、2018年より教授。

学位
博士(数理学)

専門領域
位相幾何学

研究テーマ
曲面上の錐状特異点付き平坦構造のモジュライ空間

研究紹介
例えば多角形を面とする多面体は、頂点を特異点とする曲面上の平坦構造を実現したものです。ここで特異点とは、その点の周りの角度が2πでないときにいいます。よって、多面体の辺は特異点ではありません。特異点の周りの角度が2πより小さいとき、それは錐(コーン)の形をしています。特異点の周りの角度が2πより大きいとき、その周辺はフリルのように波打っています。このような特異点の周りの角度と数は、曲面の位相型によって完全に統制されます。私の研究テーマは、特異点の角度と数による、多面体(平坦構造)の集まり(モジュライ空間)の幾何構造の特徴を調べることです。いわゆる「形」の集まりである「形」にしばしば元の形の特徴が現れるところが面白いところです。
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Introduction
教授
土屋 高宏
TSUCHIYA Takahiro
暮らしに生きる統計科学を学ぼう!
情報通信技術(ICT)の急速な発展と計算機や計測?測定技術の進展に伴って、私たちの身の回りには大規模で多様なデータ、例えば、ツイッターやフェイスブックなどのテキストデータ、交通系ICカードなどの電子マネーによる購買履歴データ、人工衛星で観測される大量の気象データ、生物の遺伝子情報を有するゲノムデータなどが蓄積されています。こうしたデータから有益な情報やパターンを効率的に抽出?処理するための役割を果たしているのが統計学(統計科学)という学問です。
プロフィール
総合研究789游戏中心大学数物科学研究科統計科学専攻博士課程修了。
城西大学理学部講師、准教授を経て、2018年教授に就任。

学位
博士(学術)

専門領域
統計科学、確率分布論、多変量解析

研究テーマ
高速乱数生成のための離散型?連続型確率分布モデルの研究

研究紹介
私の研究テーマの一つは、高速乱数生成のための確率分布モデルの研究です。現代科学を支える計算機による大規模シミュレーションでは超大量の乱数が使用され、良質な乱数生成アルゴリズムは計算科学の根幹をなす基盤技術です。身近な例として、気象予測ではデータ同化とよばれる理論モデルと超大量の観測データを組み合わせて、予測の性能の向上を図るための大規模シミュレーションが行われています。このような大規模シミュレーションでは特定の確率分布にしたがう乱数を超大量に使用していますが、本研究は良質な乱数を高速に得るための基礎となる離散型?連続型確率分布の研究です。多くの確率分布が知られていますが、データの並べ替え技法から導かれる離散型確率分布(Eulerian distribution)は特に連続型確率分布との親和性が高く、連続型一様分布や正規分布と密接な関係があります。これを発展させて高速な乱数を生成するための理論とアルゴリズムの開発へとつなげていきます。様々な現象を数理的に捉える離散型?連続型確率分布モデルと観測?測定されたデータの背後にある現象を理解し解明するために用いる統計的推測論や多次元データから有用な情報を効率的に抽出するための手法として知られる多変量解析、機械学習?深層学習に基づく文字、図形、音声などの認識問題にも関心を持っています。
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Introduction
助教
中村 あかね
NAKAMURA Akane
せっかくの大学生時代、じっくり贅沢に数学と向き合ってみませんか?
数学の本を読むのはとても時間がかかります。1年間セミナーをやり続けても読み終わらないような本も沢山あります。なめるように1行ずつ理解しながら読んで行ったら、1日で1ページしか進まないなんてこともあります。4年間で学ぶ数学を知識や文字量でカウントしたらとても少ないでしょう。
また、数学科で学ぶことと直接リンクした資格や数学そのものが直接活かせる職業が沢山あるわけでもありません。
だとしたら、何のために大学で数学を勉強するのか、数学を学ぶことに意味があるのか?と思う人もいるかもしれません。
確かに数学を学んで得られる知識量自体はとても少ないですが、数学とじっくり向き合う中で、身につけられる力というのは色々あると思います。
学問の学び方、自分で調べる姿勢。0からなぜと自問しながら考える習慣。テキストの精読の仕方、人に説明する力、自分が分かっていることとまだ分からないことを分別できること、
もれなく場合分けすること、問題を分解する力、などです。こういった数値化?資格化して測りにくいような力こそ、数学を学ぶ過程で身につけていってほしい力です。そして何より、自分で考えて分かるということ自体とても楽しいということに気付けるでしょう。
社会に出てからも、多くのことを学ぶことになるでしょう。しかし、大学生時代のように、超スローペースで精読したり、すぐに仕事に役立つわけでもない学問に沢山時間を投資するというのはなかなか難しくなるでしょう。
そんな意味で大学で数学を学ぶ4年間というのは、とても贅沢で貴重な経験に思えるのですが、みなさんいかがですか?
プロフィール
京都大学総合人間学部卒業。
東京大学数理科学研究科博士課程修了。
シドニー大学研究員を経て、2016年より城西大学理学部数学科助教。

学位
数理科学

専門領域
可積分系

研究テーマ
高次元パンルヴェ型方程式

研究紹介
世の中には線型の世界と非線型な世界とがあります。線型の世界というのは、いわば「直線的でまっすぐな比例」の世界で、構造がシンプルで分かりやすいです。一方で、世の中の現象が複雑であるように、実際にはまっすぐでない非線型な世界というのが多くあります。非線型な世界というのは複雑であるがゆえに、それを真っ向から扱うのは難しい闘いになります。私が研究している可積分系というのは、この線型と非線形の世界の狭間にあるような世界で、複雑でありながら、ぎりぎりなんとかよく分かるような世界です。この一見難しいのだけれど、見方によっては綺麗に分かりうる、といのがツボポイントです。
可積分系の方程式といっても色々と個性があるので、どうやったらその個性がよく眺められるのか、うまいアングルを探したいと思っています。
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Introduction
教授
中村(荻原) 俊子
NAKAMURA (OGIWARA)  Toshiko
数学を通して、現象や物事を理解する面白さ
わたしたちの身の回りには、微分方程式を用いた数理モデルで解析できる現象が数多くあります。例えば、容器の中のバクテリアはどのように増殖していくか?テレビなどの耐久消費財の販売台数はどのように伸びるか?惑星はどのような軌道を描いて運動するか?丸い太鼓と四角い太鼓はどのように違う音を出すか?これらはいずれも典型的な微分方程式の問題として捉えることができます。数学の理論が、自然現象や社会現象の解析に応用されています。
プロフィール
東京大学789游戏中心数理科学研究科博士課程修了
北海道大学工学部講師(VBL研究員)、城西大学理学部数学科講師、准教授を経て、教授

学位
博士(数理科学)

専門領域
微分方程式論、応用解析学

研究テーマ
微分方程式を使って表される数理モデルの数学解析

研究紹介
物理モデルや生物モデル、経済モデルとして応用されている微分方程式の中に、初期時刻において順序関係があれば時間経過後もその順序が保たれるという比較原理が成り立つものがいろいろあります。比較原理が成り立つ微分方程式に対し、平衡解?時間周期解や進行波の性質、時間無限大での解の極限形などを調べています。
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Introduction
助教
清水 優祐
SHIMIZU Yusuke
統計学で実現象をシミュレーション
近年AIが話題です。AIは、機械学習と呼ばれる統計学の内容が利用されており、統計学の基礎力がある人材が求められています。データに強くなりたい方を歓迎します!
プロフィール
九州大学789游戏中心数理学府数理学専攻博士課程修了。博士(数理学)。
2017年、城西大学理学部数学科助教に就任。

学位
博士(数理学)

専門領域
統計学

研究テーマ
確率過程の漸近論、逐次推定

研究紹介
株価や資産変動のような、時間発展するランダムな現象を記述する数理モデルである、確率過程の研究をしています。また、最近話題の人工知能に関する内容も扱っています。具体的には、機械学習を用いたソフトウェアの開発で活用されているPythonという言語を用いて、スポーツデータ解析や、ゲーム開発の基礎を学生達と一緒に学んでいます。
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Introduction
教授
藤田 昌大
FUJITA Masahiro
流れのシミュレーション?サイエンス
私のセミナーでは、空気や水などの流れに関するさまざまな現象をモデル(数式)化してコンピュータで解き、数値解を可視化して分析する流れのシミュレーション?サイエンスの研究を行っています。シミュレーション?サイエンスは微分積分学、線形代数学、統計数学などの数学に基礎をおきつつ、ソフトウェア開発のための情報通信技術によって実現される学問であり、自然現象の予測や人工物の設計に重要な役割を果たします。
プロフィール
1993年東京大学789游戏中心工学系研究科航空学専攻博士課程修了。
(株)三菱総合研究所研究員、東京大学インテリジェント?モデリング?ラボラトリー研究員、東京大学789游戏中心工学系研究科化学システム工学専攻特任准教授を経て、2013年に城西大学理学部数学科教授に就任。

学位
博士(工学)

専門領域
数値流体力学

研究テーマ
メソスケール気液固三相流のモデリングとシミュレーション

研究紹介
粒子混相流の数値シミュレーションによって、粒子系自己組織化メカニズムの解明を目指している。これまでにメソスケール気液固混相流の数学モデルを開発し、それを離散化して粒子分散液の塗布乾燥プロセス?シミュレータとして実装した。
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Introduction
教授
安田 英典
YASUDA Hidenori
よりよき応用数学で、輝ける未来を。
現代の応用数学は、古代ギリシャ以来の悠久の学問である数学とモダンなコンピューター科学の両輪の上の成立しています。応用数学は高校生の皆さんにはなじみのない言葉かもしれませんが、純粋数学と応用数学の2つの数学があるわけではありません。純粋数学は普遍的な数学の真理の探求を目指しますが、応用数学は数学とコンピューター科学によって現代社会の課題に取り組んでいます。情報化の進んだ社会で柔軟に活躍するために、人生のツールボックスに応用数学を入れてみませんか。
プロフィール
京都大学789游戏中心工学研究科数理工学専攻修了
三菱総合研究所主席研究員を経て城西大学教授

学位
博士(工学)

専門領域
数値解析、サイエンティフィックコンピューティング

研究テーマ
自然現象および社会現象の数理モデルの開発と数値シミュレーション

研究紹介
物理的あるいは工学的背景をもつ非線形偏微分方程式系の数値シミュレーションの研究を行っています。最近は、数値シミュレーションの結果をデータサイエンスの手法で解釈することに関心を持っています。また、別のテーマですが、医学分野の研究者と協力してインフルエンザの流行伝播シミュレーションの研究も行っています。
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Introduction
教授
山口 博
YAMAGUCHI Hiroshi
自立した学習のサポート
教員?公務員を目指す人、民間企業を希望する人、789游戏中心を考えている人、チャレンジしてください。
プロフィール
北海道大学理学研究科博士課程修了
城西大学理学部数学科 助手、講師、助教授 を経て、1992年理学部教授に就任

学位
理学博士(北海道大学)

専門領域
調和解析

研究テーマ
解析的測度及びその周辺の研究

研究紹介
一次元トーラス上の有界正則(複素)測度のFourier 変換が負の整数で0になるとき、この測度はLebesgue 測度に関して絶対連続であるという結果がある。これはF.-M. Riesz の定理と呼ばれる結果で、複素関数論分野で取り上げられるものである。Helson-Lowdenslager はこの結果をヒルベルト空間上の議論に持ち込むことで、ordered dual を持つコンパクト可換群に拡張した (Acta Math. 99 (1958))。 Helson-Lowdenslager の結果は、R. Doss により、algebraically ordered dual を持つ局所コンパクト可換群に拡張された(Pcific J. Math. 26 (1968))。 一方、deLeeuw-Glicksberg は dual group から実数への自明でない準同型が存在するコンパクト可換群上で、Helson-Lodenslager と類似の結果を得た(Acta Math. 109 (1963))。dual group から実数への自明でない準同型が存在する場合は、そのコンパクト可換群が partially ordered dual を持つことに注意しておく。これらのことに関連して、partially ordered dual を持つ局所コンパクト可換群に対しても、Helson-Lowdenslager の結果と類似の結果が成り立つことが示された(Pacific J. Math. 108 (1983))。
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Introduction
客員教授
柳 研二郎
YANAGI Kenjiro
情報の世界を数学で操る
一般にものの重さや大きさを測るのにはグラムやメートルなどの単位を用いています。それでは情報の量の多少はどのような単位で測るのでしょうか。現在ではスマホ、コンピュータ、スーパーコンピュータ等々、情報を扱うものがたくさん世の中にあふれていて、皆さんはその恩恵を受けていてたいへん便利なものとして認識しています。将来このような情報機器は必需品としてますます発展していくでしょう。それでは情報量が少ないとか多いとかはどういうことでしょうか。
例えばさいころを振る場合で考えてみましょう。1から6の目が同じ確率で出ることがわかりますので、さいころを振る前はどの目が出るか全く見当がつきません。したがってさいころを振って2の目が出ればそれから得られる情報量は多いことになります。またいかさまなさいころ、例えば偶数の目が出やすいさいころを考えましょう。この場合はさいころを振る前は、おそらく偶数の目が出るだろうという予想がつきます。したがってさいころを振って 2の目が出たとしても、それはある意味当然のことで、それから得られる情報量はそれほど多くはありません。このように情報量を表すのは確率が関係していることがわかります。確率pで起こるとき、それのもつ情報量は -log p で表されることが知られています。logの底を2にとった場合が、その単位をビットと名付けられています。正常なさいころのもつ平均情報量は -1/6 log 1/6 ×6=log 6 ビットになります。このようにコンピュータの中の計算はビットを単位としてメガバイト、ギガバイトなどのように非常に大きい情報量も扱うことができます。現在では情報を数学的に扱う学問がいろいろな分野(数学、物理学、確率統計など)を統合する形で発展してきています。
プロフィール
東京工業大学789游戏中心修士課程修了
山口大学理学部、山口大学工学部を経て2016年城西大学理学部客員教授に就任、現在に至る

学位
理学博士

専門領域
函数解析学

研究テーマ
量子情報科学

研究紹介
現在の社会では情報を安全にやりとりすることが重要なテーマのひとつになっています。暗号化や符号化も大切です。現在ではRSA暗号と呼ばれる素数の性質を巧に用いた方法で現実の通信が成り立っています。すなわち、大きな桁数の整数が素数であるかどうかを判定するのに非常に長い時間がかかるということで RSA暗号の安全性が保たれています。しかし最近研究が盛んに行われている量子コンピュータが実現されれば、素数の判定が短時間で解明されるということが理論的に証明されました。これはゆゆしきことです。もし量子コンピュータが実現化されれば、RSA暗号の安全性が破綻することになるからです。このような危機感から量子コンピュータの開発が世界各国で盛んに行われるようになってきました。日本も量子コンピュータの分野に多くの予算と優秀な研究者をつけて研究が行われています。これからは数学の応用分野として量子コンピュータを含む量子情報科学の発展がますます現実のものになりつつあります。このような背景の下で、
私の研究室でも量子情報科学の研究を行っています。
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