語学教育センターについて
ご挨拶

センターができる以前、主に経済学部と短期大学に所属していた語学担当教員はそれぞれの学部を離れ、語学教育に専念するために集まりました。そうすることで、全学的な視野から語学教育を見直し、さまざまな取り組みを行うようになりました。
必修のTOEIC?イングリッシュのクラス定員数を35名程度と定め、全学部?短期大学でプレイスメントテストを実施し、習熟度別のクラス編成を実現しました。各言語のうち、特に今日の日本社会からの要請が強い、英語と中国語に関しては、それらの語学に強い学生を社会に送り出すため、特別クラス(語学教育センター講座)を作りました。また、城西大学の国際化の方針に従い、本学には、他の大学ではあまり開講されていない言語科目(ハンガリー語、ポーランド語、チェコ語、マレー語)があります。これらを含め、2018年現在、語学教育センターでは11の言語を教えています。
上掲したような実践を踏まえ、2018年4月、語学教育センターでは英語のカリキュラムを大幅に改訂しました。必修であったTOEIC?イングリッシュは「資格英語」として残し、より充実させるとともに、新たに「コミュニケーション基礎英語」を必修としました。また、社会の要請に応じ、より高次のコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力の習得をめざす「English CommunicationⅢ」「Public CommunicationⅡ」や、英語を通じての文化の理解をめざす「Advanced Academic English」を新設しました。また、従来からある「Oral English」や「教養英語」(旧科目名「時事英語」)なども内容の充実を図りました。
また、語学教育センターでは、スピーチコンテスト(英語?中国語)の開催や入学前指導の実施、Language Loungeの運営などにも取り組んでいます。これらをきっかけにしてことばに興味をもつ学生が少しでも増えてくれることを願っています。
語学教育センター 所長
若林 俊英 教授
若林 俊英 教授
語学教育センターの目標
1.使える外国語
学生がコミュニケーションの道具、仕事の道具として実際に使うことのできる外国語を習得し、自らの考えや意見を表現できる人材教育を行います。
2.能力別指導
授業は少人数制を基本とし、学生一人一人の習熟度を確認しながら進めていきます。
3.外国語検定試験受験
学生が外国語検定などを受験することを積極的に支援し、授業内でも受験対策を行います。
4.留学支援(JEAP、交換留学)
学生が積極的に留学することを支援します。たとえばネイティブ教員が留学前準備講座を担当し、より充実した留学生活が送れるよう、出発前の準備をお手伝いすると共に、帰国後も語学力が維持できるよう、教員がサポートします。