クラブ?サークル活動 Clubs and Circles

JOSAI SPORTS 
#スポーツを止めるな2020

陸上競技部編
城西大学では6月1日より課外活動が再開し、コロナウィルス感染症に配慮しながら段階的に活動の幅を広げています。未だ成果を発揮する機会や活動が制限されている状況の中で、活動する各クラブの“今”を取材していきます。

 
■活動再開したチームの今後、活動自粛期間を経たチームの現状について千葉監督に伺いました。

千葉 佳裕 監督  
『一度無くなった陸上がまたできるようになった』

2020スポーツ振興センター千葉監督

数々の日本代表選手を育成してきた千葉監督 
Q.課外活動が再開となって今のチーム状況について
A.一度陸上が無くなって、また陸上ができるようになったことで、むしろ今はチームがまとまっており、練習に臨むモチベーションは高まってきている。
Q.今年は大会が少なく難しいシーズンだが、今年の取り組み方や展望について
A.一番のチーム目標であった関東インカレがあるかどうかわからず、チームとして戦うモチベーションを保つのは難しいが、8月頭くらいから少しずつ試合のめどがあり、そういった中でいかに自己ベストを更新していくか。3年生以下の学生たちには、来年以降を見据え、各種選手権の標準記録の突破など、個々の力を高めていくことが重要となる。
■今年度から城西大学の職員として赴任した、本塩コーチ。
陸上競技部の更なる飛躍のカギを握るキーパーソンに、指導方針や選手たちについて伺いました。

本塩 遼 コーチ
『東京オリンピック選手輩出』

2020スポーツ振興センター本塩コーチ

高校、大学、実業団と日本トップレベルで競技を経験してきた本塩コーチ
Q.今年からはより近い位置でコーチングを行うことについて
A.より本格的なコーチングに注力できるようになった。選手には伸び伸びトレーニングしてもらえるよう、それぞれの良い部分を伸ばすよう意識をしている。コーチとしての目標は東京オリンピックの代表選手輩出することである。
Q.今年の選手たちの展望について
A.仕上がりが良い選手が多かっただけに、試合の中止は残念である。
パフォーマンスは全体として低下したが、このような状況下でも、再起を図るために一生懸命に努力している選手がたくさんいる。むしろ、制限がかかる状況に置かれたことで、工夫が必要であると考えるきっかけになった。
この経験を糧に、もう一度上昇気流に乗ってほしいと考えている。
■主将として一人の選手としてチームをけん引する水久保主将に抱負を伺いました。

水久保 漱至 主将(4年)
『10秒1台がターゲット』

実績 【2019年関東インカレ100m3位 / 200m2位】【自己ベスト100m10秒35 / 200m20秒97】
 

2020スポーツ振興センター水久保2

2020スポーツ振興センター水久保1

Q.難しいシーズンだが、主将として、エースとしての目標について
A.無くなってしまった試合が多いことで、選手のモチベーションが落ちているが、チームとして戦う関東インカレがあれば、一部残留を最低限の目標としてやっていきたい。もし関東インカレが無ければ、ひとつひとつの試合を大事にしていきたい。主将としては、日頃の取り組み方や試合の結果で、”こうなりたい”と思われるような、背中で引っ張れる主将を目指したい。個人としては全日本インカレ(9月開催)での優勝と、日本選手権(10月開催)で100m10秒1台を狙っていきたい。
■城西のお家芸400mハードルを中心に強力な新入生が加入。期待のルーキーたちに今後の目標を伺いました。

濱田 寛志 選手(1年)
『大学4年時にパリオリンピック出場』

実績 【2019年インターハイ 400mハードル4位】【自己ベスト51秒16】

2020スポーツ振興センター濱田1

2020スポーツ振興センター濱田2

Q.大学4年間の目標と今年の目標について
A.大学4年時にパリオリンピックに出場することを最大の目標としている。今年は結果にこだわらず新しいレースプラン(ハードル間の歩数調整等)の確立を目指すなどして4年目の飛躍に向けた土台をしっかり作る一年にしたい。
深町 飛太 選手(1年)
『4年間で日本一』

実績【2019年インターハイ 400mハードル6位】【自己ベスト 51秒84】

2020スポーツ振興センター深町1

2020スポーツ振興センター深町2

Q.大学4年間の目標と今年の目標について
A.4年間で日本一、日本代表として世界大会に出場することが目標。今年はU20日本選手権で50秒台の自己ベストタイムを出し、2年目以降、更なる結果にこだわっていきたい。自身の課題は”力み”による後半の失速なので、”楽に速く”走るためのスキルを高めていきたい。
木澤 仁海 選手(1年)
『全日本インカレでの表彰台』

実績【2019年インターハイ棒高跳び 10位】【自己ベスト 3m60cm】

2020スポーツ振興センター木澤1

2020スポーツ振興センター木澤2

Q.大学4年間の目標と今年の目標について
A.4年間で全日本インカレでの表彰台、日本選手権の出場権を獲得し日本のトップレベルで競技することが目標。まずは、学業とトレーニングの両立に取り組むことが重要だと思う。助走スピードを高めることが一番の改善ポイントだと考えているので、走りの土台をきちんと固めたい。
硬式野球部編

硬式野球部編

城西大学では6月より課外活動が再開し、コロナウィルス感染症に配慮しながら段階的に活動の幅を広げています。未だ成果を発揮する機会や活動が制限されている状況の中で、活動する各クラブの“今”を取材していきます。
■活動再開したチームの今後、活動自粛期間を経たチームの現状について村上監督に伺いました。

村上 文敏 監督  
『学生たちがしっかりとした社会人になる、その武器として野球がある』

村上監督

昨年から就任した村上監督
Q.活動自粛期間のことについて
昨年から建設的に強化し、春のシーズン、新入生も戦力として考えるために2月に全員入寮してもらい、新入生も含めて非常に良い春のキャンプを行えた。
3月にキャンプから戻ったが、予定していたオープン戦が次々に中止になり、
これから一気にチームが上向いてくるであろう時期にコロナ。社会情勢に合わせ積極的に帰省を促した。
ほぼ全員が帰省する中、規則正しい生活を送る為、毎朝の検温?体調チェックを行った。指定の時間までに行い、マネージャーが集計し報告する。そういった基本的なことを、全選手?スタッフが6月までの2か月間隙間なくやりきってくれた。また、モチベーションが下がらないように、指導陣で個々にウェブ雑談をできる限り行った。そして体調不良者が1人も出なかった。体調不良者が出なかったことも重要だが、苦しい時期にチームとして基本的なことを一丸となってやりきることができたことが非常に良かったと思う。基本的なところを全員がしっかりやれたことでチームがより一層まとまったと感じている。
Q.6月に部活動が再開になってからの活動について
一度に全員を戻さず、まずは4年生から戻し、生活や自主トレ等を行う際にコロナ禍を正しく活動できることを徹底して行った。それができたら3年生を、3年生ができたら2年生を、2年生ができたら…という形で活動を再開していった。残念ながら1年生はまだ戻って来てないが、身体の準備ができた選手から全体練習を再開している。
Q.今後の試合予定について
秋のリーグ戦は9月5日から開幕予定。そして8月中は多くのオープン戦を予定している。
結果はもちろん欲しいが、無理やり選手たちを試合に合わせていくのではなく、まずは戻ってきた選手は自主トレから初めて、身体がある程度できてから全体練習を行い、準備が間に合った選手から試合へ出ていくようにしている。
Q.オープン戦の対戦校について
六大学リーグ(慶應、早稲田、東京、立教など)、東都大学リーグ(亜細亜、駒澤、中央、東洋など)の強豪大学とのオープン戦が予定されている。
そういった強豪チームが、新しくなった城西のホームグラウンドへも来る。それが選手たちの現在のモチベーションになっている。
Q.3月に完成した全面人工芝グラウンドについて
選手たちのモチベーション向上、練習のしやすさ、周りへのアピール等、1石何丁にもなり得るものを作ってもらった。「大学が応援してくれている」ということを感じながらやれるということも大きい。選手たちにとっては何事にも代えがたいモチベーションになっている。
Q.昨年から就任されての取り組みについて
野球の技術的なことよりも、やらなければいけないことをやるということに重点を置いている。学生たちがしっかりとした社会人になる。その武器として野球、授業、寮生活がある。大学生になったからといって高校までやってきたことをないがしろにせず、更に深堀りしていくことが大事。まずは学生にとって基本的なことを徹底的に行い、しっかりとした集団になる、それが根底にあっての野球だと思う。
本当に強いチームは周りから見たらすぐわかる。チームとして「城西っていいよな」「これから強くなるぞ」と思われるようなチームをつくりたい。強いチームの選手は、監督?コーチの評価は勿論だがチームメイトの評価が高い。チームメイトからの支持を得るという事は、常日頃の自分を知っている人間から認められているという事で、基本を大切にし、見えないところで努力をしている人間だという事である。
そういう人間が集まった組織は強い。選手がそれぞれの局面で勝てる空気を創っていくのである。
Q.今年の目標について
数字をいえば絶対に1部に復帰。ただ、一番は人としての力を培うこと。
最後のシーズンを迎えた4年生たちはこのコロナ禍で春季リーグ戦が無くなってしまったにも関わらず、しっかり切り替えてくれて秋季リーグ戦において「1部を3年生以下に残すんだ」と言ってくれている。たとえ野球の結果は残せなかったとしても自分の力を出し切り、野球部としての活動の中で人間力が付いたと自信を持って社会へ出て行ってもらえれば、それが一番だと思う。
■主将としてチームをけん引する捧主将にチームの現状と抱負を伺いました。

捧 颯人 主将(4年)
『私生活?プレーで下級生を引っ張る。自分たちの想いを後輩に託す』

捧主将

チャンスに強くバッティング力のある捧主将
Q.活動自粛期間を経て個人の想いとチームの雰囲気について
久々に野球ができてみんな嬉しかった。自分たちは野球が好きで、今まで野球ができていたことは当たり前じゃなかったと明確に実感した。秋季リーグ戦が終わったら自分は引退だが、悔いを残さないよう取り組み、これまでやってきたことを改めて継続して最後までやり切りたい。長期間自粛期間があっても、チームの雰囲気は良く、モチベーション高くできている。4年生達が特に協力的で、サポートしながら野球に真摯に向き合ってくれているのが下級生にもいい影響を与えている。
Q.自粛期間中の取り組みについて
緊急事態宣言が出る前の3月から活動を中止し、地元に帰省していた。その間、トレーナーより、在宅でも可能な筋力トレーニングのメニューを出してもらって実施していた。その他、近隣に十分配慮をしながら可能な範囲でランニング、キャッチボール、体幹トレーニングなどを各自に任せる形で実施していた。現在は3.4年生が主体だが、再開直後も全員体つきが良く、プレーの細かな動きも変わらないので、自粛期間で自主的にやれることをしっかりやっていたのだと感じている。
Q.秋に向けてのチームの目標、それに向けた取り組みについて
チームとしては春のリーグ戦2部で優勝、1部に昇格することを目標に4年間やってきた。この目標を達成するために自分たちはなにをすべきか、4年生中心に考えてきた。自分たちが入学する前の年に2部に降格し、3年間やってきて、今年の春こそはと思っていたところで、コロナウイルスが起きた。リーグ戦は中止になり、もう自分たちが1部でプレーできることはなくなってしまった。
自分たちにできることは、3年生以下に4年生の想いを託すこと。私生活では当たり前のことをきちんとこなし、かつプレーで下級生を引っ張る。これを継続し続け、いい影響を与えられるようになりたい。自分たちがいなくなっても1部を目指し続け、いずれ叶えてほしい。
監督が変わって2年、それまでは野球しかやっておらず、ほかに目を向けなかった自分たちだった。野球をやっているだけでは勝てないんだ、日々の生活をきちんとやった土台の上に野球が積み重なってくることを教えてくれた。これを監督に言われてやるのではなく、自分たちが気づいて発信していくことが、目標を達成するための大きな取り組みとなっている。
■強い信頼をこの4年間で築き上げてきたバッテリー、唐沢投手と岡島捕手。2人のバッテリーに最後のシーズンに向けて目標を伺いました。

唐沢 裕貴 投手(4年)
『私生活の改善で野球の取り組みが変わってきた』

唐沢投手

唐沢投手は岡島捕手との信頼関係こそが自分の強みと話す
Q.自粛期間中の取り組みについて
実家に帰省していた為、埼玉にいるよりできることは限られていたが、在宅トレーニングを全員で行うことを中心に、実家にいる兄が積極的にキャッチボールを手伝ってくれたことで、体を動かすことを継続できていた。
Q.今後の目標、それに対する取り組みについて
1部昇格が大きな目標だったが春リーグがコロナで中止になってしまった。1部でプレーすることは下級生達に託したい。秋リーグに向けて、技術を磨きたいが、短期的にできるものではない。身近にできるものとして、グランド外のことにフォーカスすること。主に寮生活に目を向け、きちんとやっていくことは、野球をすることに直接的につながっていくことを監督が教えてくれた。監督が変わってから私生活を徹底してくれているおかげで、部員の野球に対する取り組みが変わった実感がある。
岡島 颯 捕手(4年)
『自粛期間中のインプットが、再開を経てアウトプットできている』

岡島捕手

肩が強さを守備に活かすことを常に考えているという岡島捕手
Q.自粛期間中の取り組みについて
体の仕組みや栄養のことなど、細かな部分を自主的に勉強していた。野球ができなくなったこの期間でなにか1つ、自分の野球に役立つプラスの知識を得たいという強い想いがあった。活動が再開したらトレーニングが中心になるので、勉強する時間はなくなってしまう。具体的には体の使い方。普段であればみっちりトレーニングをやったら、その日に自分のプレーを振り返る時間はないが、自粛期間中は、その日の練習内容を内省する時間が取れたので、細かく考えながらトレーニングできたのが非常に良かった。
Q.今後の目標、それに対する取り組み
4年生が1部でプレーできることはなくなったが、秋期リーグ戦で2部優勝を目指す。9月からのリーグ戦では4年生、3年生が主体になり、1.2年生をカバーしながらチーム全体を高められる雰囲気を作りたい。グランド外の基本的なことを徹底したうえで、野球することを前提とし、グランド外で評価される人間になりたい。特に取り組んでいるのは挨拶。基本ではあるが、挨拶の度に意識をし、印象が変わったと言われたことで、他者から評価されたと実感したので継続していきたい。
自粛期間中は、体の仕組みにフォーカスした勉強をしたことで、投げる飛距離が伸びた実感がある。周りのみんなにも言われたことで、インプットしたことが自分で消化できて、実践ができているのだと思った。自分がチームの守りの要であるため、1番信頼できる相方の唐沢ピッチャーはもちろん、野手のみんなと日頃からコミュニケ―ションを取り、全体に目を光らせることを意識している。
■全面人工芝にリニューアルした硬式野球部のグラウンド。鮮やかなグラウンドで選手たちが躍動していました。

人工芝

3月に完成した全面人工芝のグラウンド

トスバッティングの練習

稲見コーチよるロングティー指導 日本一目指して「飛んでいけー!」

フォームチェック

安冨コーチによる入念なフォームチェック

守備練習

守備練習の様子 代田コーチによるシートノック
サッカー部編
城西大学では6月より課外活動が再開し、コロナウィルス感染症に配慮しながら段階的に活動の幅を広げています。未だ成果を発揮する機会や活動が制限されている状況の中で、活動する各クラブの“今”を取材していきます。
■活動再開したチームの今後、活動自粛期間を経たチームの現状について東海林監督に伺いました。

東海林 毅 監督
『戦うための仕掛け』

東海林監督1

前任校を強豪に成長させた実績を持つ東海林監督が今年から就任
Q.コロナ自粛明け、課外活動再開後のチームの雰囲気について
トレーニングを見始めたのは2月。3月末まで活動を実施できていた。それから4月5月は全く活動ができなくなり、2か月休んだことで体力的な積み上げはゼロとなった。6月からゼロスタートで始まり、2度の立ち上げとなったので、選手は大変だったと思う。
現状、みんな気持ちを前向きにやっている。他との比較は難しいが、順調だと考える。
Q.空白の2か月での取り組みについて
やれることはたくさんあった。その取り組みをどれだけ意識高くやったかが、今後に跳ね返ってくると考えている。内容は、Zoomでのミーティングやトレーニング、グループワークなどの課題。その課題に対しどれくらい取り組んだかは本人次第で、今後にどう活きてくるか試されると思う。
課題の内容は、今までのサッカー人生や将来の目標の考察、グループワークによる試合の分析などをしてもらった。意図的にプログラムを与え、考えさせることで、競争力を向上させていきたい。ピッチ外で何をして、どうすればチームがまとまるか、「仕掛け」をやっていかないと、戦えないと考えている。
Q.活動再開してからの取り組みについて
急に活動自粛前のような練習に戻すことは選手たちにとっては負担が大きいので、サッカー協会が出しているガイドラインに沿って週に3回のトレーニングを2週間、その後週4回、5回、6回と段階的に増やし、対外試合ができるようになった。対外試合は1人45分、60分、90分とプレー時間を段階的に伸ばしてきた。選手は状況を理解しながら取り組めており、感触はまずまず。強豪チームとの試合もあり、パフォーマンスを量るポイントとなった。
Q.今後の目標について
県リーグと関東大会優勝?関東リーグ昇格。中断時の取り組みも含め、いまどれだけ力があるのかを試したい。
Q.今後の試合予定について
公式戦は8月末にアミノバイタルカップから始まる。
都県リーグについては開催する方針で調整中。9月からの予定だが、参加チーム数を縮小しての開幕となる見込み。

東海林監督2

練習中の様子
■主将としてチームをけん引する木次谷主将にチームの現状と抱負を伺いました。

木次谷 和希 主将(4年)
『オフ?ザ?ピッチから変えていく』

木次谷選手1

木次谷選手2

ボランチとして気持ちと守備の強さに定評がある木次谷主将
Q.現在のチームの雰囲気について
活動再開後の今、一番雰囲気がいい。リーグ戦が始まっていない分、選手の評価はフラットになっており、みんなモチベーション高くトレーニングに取り組んでいる。そういった環境を作ってくれているスタッフ陣に感謝している。個人的に自粛期間中もランニングや筋トレは毎日やっていたので、体力は維持できていた。
Q.チームとしての今後の目標と取り組みについて
目標は関東リーグ参入。去年、関東参入戦に参加したが、予選で敗退した。その一番の原因として挙がったのは、私生活での取り組みの甘さにあるとチームミーティングにて話し合いを行った。オフザピッチからチームを変えていきたい。
■GKルーキー長野選手に現状と今後の抱負を伺いました。

長野 樹 選手(1年)
『足元の技術を高める』

長野選手1

長野選手2

中上GKコーチとは昔から関係があり、期待も大きい長野選手
Q.自粛期間の取り組みについて
部としてZoomで筋力トレーニングを行い、いつ再開してもいいように準備をしていた。みんなで行うトレーニングのほか、家の周辺で、十分周りに配慮したうえで、自主的にキーパーのトレーニングにも取り組んでいた。
Q.4年間の目標とそれに対する取り組みについて
関東リーグ昇格に向け、個人としては、足元の技術を高めていくことが必要だと考える。ゴールを守れるだけではなく、フィールドに参加していき、連携して前のポジションにつなげていきたい。
■フットサル部門を新設したサッカー部。立ち上げの今を柴沼フットサル監督に伺いました。

柴沼  真 フットサル監督
『大学フットサル会に大きな衝撃を与える』

柴沼先生

前任校では全日本大会に何度も導いてきた柴沼監督が今年から就任した
Q.立ち上げて日が浅いが、感触はどうか
サッカーのベースがある選手たちがポジティブかつ積極的にフットサルに取り組んでくれているので、見ていて楽しく感じている。
Q.今後の短期的?中長期的な目標について
短期的な目標でいえば、今年フットサルの関東リーグに参加すること。関東のリーグには、多摩大学など、昨年大学リーグで優勝した大学もいる。そういった大学がいる中で、少しでも順位を上げていくことである。
中長期的には、城西大学の恵まれた環境で日常的な練習や試合ができることは、フットサル界にいい意味で大きな衝撃を与えてくれると考えている。新グランドと併せてサッカーグラウンド3面、体育館のコートも40m×20mを保有する大学は全国的に見ても少ない。また、城西大学が全国に先駆けて様々なことを発信できるチャンスになるのではないかと考えている。
大学のフットサルはあまり環境に恵まれていないという背景があり、大学以外の場所を借りてトレーニングしないといけないのが当たり前である。その中で屋内の団体の協力、理解を得られて日常的に使用させてもらえることは、トップレベルのチームに匹敵するような環境である。
将来的に、城西大学がフットサル界の中心にいることができれば、「城西がやるのであれば、我々も」といった雰囲気が全国に波及し、面白いと考えている。この恵まれた環境に合わせた取り組みを考えていくのが大事である。
■女子サッカーが来年から立ち上げ。現在GKコーチでもあり来年女子監督に就任する中上コーチに現状を伺いました。

中上 智晴 監督(兼GKコーチ)
『まずは関東大学女子サッカーリーグへの参入』

中上コーチ

浦和レッズアシスタントコーチから大宮アルディージャの育成で6年、並行して城西大学のサポートをしていた中上コーチ。昨年度より城西大学の専属コーチとして就任した。
Q.女子サッカー部の現在の活動について
現状、コロナ禍で十分配慮しながらスカウトを行っていた。1都6県と宮城県、山形県に対しお手紙を送付し、7月は2回体験会を実施し7名の参加をいただいた。
部門を立ち上げるのは来年からだが、在校生は現在4人おり、すでに動き始めている。ホームページ等で見てコンタクトを取ってきてくれたのが始まりで、奇跡的な出会いだった。4名はスケジュールを合わせて週2回程のペースでトレーニングを開始している。
今後の展望は選手15人を目指して選手の獲得と関東大学女子サッカーリーグの3部参入すること。その後2.3年後に2部、1部と昇格していきたいと考えている。
学業優先を前提にしており、競技以外の部分ではモラルを大切にし、ルールではなく、モラルで動く組織にしたい。ケガや体のことを考慮し週4回までのトレーニングとし、ヨガなども取り入れていく予定。身なりの制限は設けず、大学生として個性を大事にするクラブにしていきたい。初心者でも歓迎したい。
Q.サッカー部GKコーチとしての今後について
GKコーチと女子監督の兼業になる。現在、キーパーとしてのフィロソフィ(哲学)やキーパーとしての基準の提示にもフォーカスし、自立した選手になることで、GKコーチが不在の時でもトレーニングが遂行できる体制を整えている。
■新グラウンドが9月中旬から利用開始!学内含め3面の人工芝グラウンドの環境になります。

新グラウンドサッカー 家加工

新グラウンド「JOSAI SPORTS FIELD」。新たにサッカー場2面を揃える
女子ソフトボール部編
城西大学では6月より課外活動が再開し、コロナウィルス感染症に配慮しながら段階的に活動の幅を広げています。未だ成果を発揮する機会や活動が制限されている状況の中で、活動する各クラブの“今”を取材していきます。
■活動再開したチームの今後、活動自粛期間を経たチームの現状について長澤監督に伺いました。

長澤 淑恵 監督
『チームのカラーが見えてきた。全日本インカレでは優勝を』

長澤淑恵監督

城西を強豪チームに育成してきた長澤監督
Q.自粛期間のことについて
4月、自粛が決まった時はみんな泣いていた。最初は寮外に選手を出すと危険ではないかという考えから、全員寮での生活をするという選択をとった。しかしクラスター発生のことも考え、寮で生活する人数を減らし、多くの選手を実家に帰省させることにした。苦渋の決断だった。
寮に残った選手たちに関しては、ある程度練習の幅を利かせることができたので、モチベーションを保つことができていた。一方で、実家に帰省した選手に関しては否が応でも練習を自制する必要があり、トレーニングの組み立てやモチベーションの維持が難しかったと思う。

Q.自粛期間中の取り組みと現在の状況について
寮に残った選手と実家に帰省した選手のモチベーションの差を補うため、毎日ウェブで顔を合わせ、その日やることを一人ひとり述べてもらい、管理していくことで一体感を維持することができた。
帰省していた選手たちはランニングや、壁当てのキャッチボールくらいしかできず、自宅が近い選手たちは2、3人で周囲に配慮しながら練習を行っていた。
課外活動が再開した6月上旬は、公式試合が軒並み中止となったが、やる気にあふれている選手の姿を見て、「やっとできるぞ」という皆の心の叫びを聞いた気がして嬉しく思った。体力的な積み上げもゼロにならず、自粛による悲壮感は全く無かった。無くなったインカレの代替大会の開催が決まり、インカレに向かう気持ちと同様の上向きな雰囲気を4年生が作ってくれた。

Q.今シーズンの試合予定が崩れているが、今後の展望について
全日本インカレはなくなったが、11月に代替試合が開催されることになった(全国選抜女子ソフトボール大会)。本来の全日本インカレは32チームが出場し開催されるが、今回は16チームに縮小しての開催となる。目標はズバリ優勝。(9月中旬に行われた関東予選は突破し全国大会出場権を獲得した)
リーグ戦も軒並み中止だが、今後、主催を変えての代替試合が開催される見込み。10月には関東インカレも形を変えて開催される。なるべく試合が減らないよう尽力してくれている。4年生は本来9月で引退だが、今回のコロナの影響で後ろ倒しになっている。秋季リーグも例年なら4年生抜きで新チームとして挑むが、今年は4年生を出場させる予定。

Q.例年と比べてチームの仕上がりはどうか?
多少ケガをしている選手の心配がある。試合数が少ないため判断が難しいが、ほかのチームも同じ条件で活動しているので、言い訳はできない。
また、ソフトボールは力の差がスコアに表れにくい競技であるため、ゲームセットまで何が起きるか分からない。そこがまた面白いところでもある。
また、どういう形で勝利のプロセスを作るのかといったチームのカラーが見えてきている。今年は試合数が少ないわりに自分たちの戦い方が分かってきており、悩まず戦うことができるので、手ごたえとしては悪くないと感じている。

練習の様子打ち損じなく、淡々と練習をこなす

練習の様子打ち損じなく、淡々と練習をこなす
■今年度から城西大学の職員として赴任した、山北コーチ。
更なる飛躍のカギを握るキーパーソンに、指導方針や選手たちについて伺いました。

山北 萌香 コーチ
『監督とみんなをつなぐパイプ』

山北萌香

昨年度まで同チームの選手そしてプレーしていた山北コーチ
Q.選手からコーチへ立場が変わったが、今のチームにとってどんな存在になりたいか?
立場が変わったという気持ちをあまり持たないように意識している。一緒にプレーしてきた選手が多い。長澤監督のような「指導者」ではなく、選手の輪に直接入り、みんなのために、できることをすることが自分の役割だと考えている。選手と一緒に寮に住んでいるので、みんなのそばに常に寄り添う存在でいたい。身体的な部分だけでなく、精神的な面でもサポートしたい。選手と一緒に生活している分、小さな変化に気づき、選手と監督をつなぐパイプとなっていきたい。

Q.チームを強くするためには
いまのレギュラーは去年のメンバーとほとんど変わっていない。さらにチームを強くするには選手層の厚さが鍵を握ると考えている。さらなるレベルアップのため、いかに底上げできるかが課題である。

Q.今後の展望について
全日本インカレで優勝することは毎年の目標。私たちは高校時に全国で活躍している選手が少ないからこそ挑戦者という立場でプレーし、大学から実力が伸びる選手が多い。これは城西らしさであると思う。長澤監督は、チームの色が見え始めたと言っている。この色が完全に見えたとき、チームは完成し、きっと日本一という目標に到達するのだと考える。

山北コーチ自身も積極的にボール拾いを行う

山北コーチ自身も積極的にボール拾いを行う
■主将としてチームをけん引する古井主将にチームの現状と抱負を伺いました。

古井 萌乃 主将(4年)
『主将力が重要』

古井萌乃

チームで一番の俊足を持つ古井主将。走塁でチームに貢献する
Q.課外活動再開時のチームの雰囲気について
自粛期間中はそれぞれ各自でしっかりトレーニングできており、緊急事態宣言明けも全員モチベーションを高く保てていた。
当時は大会の有無が決まっていなかったが、「大会実施を信じてやっていこう」と、モチベーションが落ちず全員が一つになってできていたと思う。

Q.再開から今の状況について
全国大会はなくなってしまったが、その代替大会として16チームだけ出場できる全国大会が実施されることになった。例年より少ないチーム数で行われるため、予選通過の枠も少なくなったが、もとより全国優勝を掲げていたので、むしろ通過条件が厳しくなったことでチームに更に火が付いた。(現在、予選は通過して全国大会出場決定済)

Q.自粛期間中に取り組んでいたことについて
個人の練習ではどうしてもダラダラしてしまうと考え、グラウンドの中での移動では必ず走るようにしていた。大人数での練習はできなかったのでネットを活用したりして練習を行った。また、感染症予防対策として手洗いうがい等、当たり前のことを率先して徹底した。
チームとしては毎朝同じ時間にウェブミーティングを行い、今日の自分の行う練習を発表し、どのような練習をやるのか共有したり、選手間でウェブを通して一緒に体幹トレーニングをおこなったりと、寮に残る選手も、実家に戻った選手も同じように規則正しい生活とモチベーションを保つようにした。

Q.今後のチームとしての目標と取り組みについて
全国大会での優勝を目指している。このチームは打撃が強力なので、全国の優秀なピッチャーに対していかに対応していくかが重要だと思う。また、競った試合になったときのために、送りバントやサインプレー等の細部についてもっと強化してやっていく必要がある。
守備はバッテリーを中心に堅実な守りを目指している。特にスピード、送球の正確さを上げていきたい。
練習試合は消化してきているが、今後は更に公式戦を意識した取り組みが必要だと感じている。個人としては「主将力」が重要。立ち振る舞いや言動を意識していきたい。

全体でのウォーミングアップの様子

全体でのウォーミングアップの様子。声を掛け合い活気がある
■エースとして最後の年にかける遠藤投手。自身の取り組みと目標を伺いました。

遠藤 光姫 投手(4年)
『努力を人一倍やることが自分の強さ』

遠藤美姫

努力を惜しまず実力を磨いてきた遠藤投手
Q.自粛期間中の取り組みについて
チーム全体でやっていたのは、ウェブでの体幹トレーニング。みんなで画面をつないで、寮生も寮外の選手もお互いを見ながらトレーニングができた。
自主練習が多かったが、個人的に取り組んでいたのは坂ダッシュ。近所迷惑にならないよう、十分周囲に配慮しながらできる範囲で繰り返し取り組んでいた。課外活動再開後は、坂ダッシュの取り組みにより目に見えて走力がアップしたことを実感。自粛期間中に意識して取り組んでいたことが形に表れてよかった。

Q.今後の目標と取り組みについて
全国大会に出て日本一の投手になることと全国大会で防御率を0にすることが大きな目標。自身は他のピッチャーに比べ体格では劣る。それをカバーするには、プレーにおいても、それ以外においても、気持ちの強さが必要であり、これは自分の長所であるとも思っている。とても負けず嫌いで、誰よりも練習をしている自信がある。日々のちょっとしたランニングなどでも、一番になることにこだわっている。入学したときはエースと呼ばれるような選手ではなかったが、努力を人一倍することが自分の強さであると考える。
■JOSAI SPORTS FIELDに新ソフトボール場が竣工。9月下旬より使用開始されました。
日々のトレーニング、対外試合を積み重ね、大学日本一へ!

JOSAI SPORTS FIELDに新ソフトボール場が竣工

女子駅伝部編

城西大学では6月より課外活動が再開し、コロナウィルス感染症に配慮しながら段階的に活動の幅を広げています。未だ成果を発揮する機会や活動が制限されている状況の中で、活動する各クラブの“今”を取材していきます。
■全日本大学女子駅伝は7位。活動自粛期間からのチームの振り返りと今後の目標について赤羽監督に伺いました。

赤羽 周平 監督
『再来年の全日本大学女子駅伝で日本一を目指す

赤羽監督

Q.自粛期間から全日本大学女子駅伝を振り返って
緊急事態宣言後、寮に残るか実家に帰省するかは選手に選択してもらった。トレーニングについては完全にバラバラで自主練習としていた。大会がなくなっていき、選手たちのモチベーションもみるみる下がってしまった。集中していないせいか軽めの練習でも故障してしまう選手が4月5月で複数人出てしまった。
そういった事により、6月からの部活動再開直後は選手たちで立てた「全日本大学女子駅伝での3位入賞5位必達」の目標は達成できる状況ではなかった。そのため、まずは全員が集団でのジョギングができるようにしようということで、慌てさせないようにじっくりとトレーニングを行った。1ヶ月でだいぶ調子が上向きになってきたため、7月中には、ある程度駅伝へ向けての方向性が見えてきた。
8月に山形?蔵王坊平高原、9月に長野?菅平高原にてそれぞれ2週間程度、準高地で合宿を行い、血液状態の好転を図りながら前年を超えるような内容で練習をこなすことができた。これであれば戦えるのではないかという感覚を得ていた中、関東大学女子駅伝が中止になったことが、我々にとっては痛手だった。1、2年生主体で経験がない選手が多く、実戦不足の状態で全日本大学女子駅伝を戦わざるを得なかった。更に試合直前、ケガでメンバーがギリギリになり、安全ラインの練習しかできなかったことも重なった。目標には届かず7位(シード権獲得)という結果となったが、タイム自体は昨年を上回っており、走った6人に関してはしっかり力を出し切ってくれたと思う。

Q.富士山女子駅伝に向けて
現時点の目標は7位以内。11月末の関東インカレでは、5000m、10000mに出場予定で、この大きな試合を利用して入賞者を出し、自信をつけたいと考えている。そして、その他競技会の結果も踏まえて目標の上方修正を行っていきたい。富士山女子駅伝では、7区間あり(全日本大学女子駅伝は6区間)、全日本大学女子駅伝を走った選手たちはさらに走力を高めていくのはもちろん、メンバーに絡めなかった選手たちがいかにして7番目8番目のチーム内争いに絡んでくるかがカギになってくると思う。

Q.中長期的な目標について
来年の全日本大学女子駅伝では、3位に届かせる計画。再来年は優勝を目指す。40回大会の記念大会であり、節目なので一番いい結果を残したい。
いまの2年生には幹部を任せており、部の中心的な存在。この学年が4年生になる2022年度に駅伝日本一に狙えるように計画立てている。来年度の新入生は6人で期待できる選手たちである。今の選手たちと合わされば日本一を目指せるチームになってくると考えている。
中には医療栄養学科として入部する選手もおり、学業の面で負担があるが、文武両道でもレギュラーで居続けた佐光(昨年度卒で今年から女子駅伝部の管理栄養士)が良い前例となっているので、管理栄養士の資格も取りつつ、駅伝日本一を目指せるようにしていきたい。
■日本トップレベルでトラックからマラソンまで競技していた赤羽コーチ。赤羽監督との選手指導について伺いました。

赤羽 有紀子 コーチ
『選手に寄り添うことを一番に』

赤羽コーチ

Q.日本代表選手からコーチとなり、心掛けていることについて
選手と同じ女性として、選手に寄り添うことを一番に考えている。
今の選手は、自分たちが競技していた時と考えることが違い、細かい部分まで教えていく必要があると思う。これは選手が良い悪いではなく、”今”に適したコーチングなのだと思う。
時には選手が監督に言えないこともあり、選手と二人でミーティングすることもある。そのようなときに選手が私に言いやすい立場でいることを心掛けている。監督からは、女性同士でしか言えない相談もあることを十分承知しているので、どんどんやってほしいと言われている。そういった部分は夫婦で指導に当たっている強みでもある。
それでも選手と話をしていると、やはり一番は監督で、監督を信頼しているのだな、というのが言葉から伝わってくる。
また私自身、いまでも選手と一緒に走る時があり、選手の動きを走りながら目の前で見ることで、選手の動きの良し悪しとがわかるので、とてもいいことだと考えている。

Q.監督とコーチの役割について
練習が終わったら選手は毎日、監督?コーチどちらにも報告に来てくれる。練習報告は監督とコーチとで個別で話をし、特に自身は現役時代の競技観や学生時代の経験を踏まえたアドバイスをしている。選手に対する話の内容が監督と食い違っていたとしても良しとしており、その後に監督との意見をすり合わせして「じゃあこうしていこうか」といったスタイル。意見が分かれても、選手はそれぞれの意見をプラスにしてくれるとわかっているので混乱はしない。
練習メニューは監督が作成し自身も確認している。選手の状態によってタイム設定や練習量について、お互いの意見を反映するようにしている。練習パターンをいくつか持っておいて引き出しを作っておき、そのときになったらどれを選ぶか適切に判断するやり方は、自身の現役時代にやっていたときと同じ。(有紀子コーチの選手時代のコーチは周平監督が務めていた)なので、明確に役割が分かれているというより、二人で選手全員を見ているといった形だと思う。
■栄養サポートを一手に引き受けている佐光さん。昨年度まで本学医療栄養学科で学びながら女子駅伝部のレギュラーメンバーとして活躍。その佐光さんに女子駅伝部の管理栄養士としての仕事内容について伺いました。

佐光 菜々子さん(管理栄養士)
『試合に到達するまで、いかに選手をサポートできるか』

佐光さん

Q.現在の仕事内容について
女子駅伝部寮にて、17名分の朝食、昼食、夕食と3食を作って提供しており、またそれに付随して献立作りや、食材の買い出しも行っている。
また選手それぞれに貧血や、ウェイトコントロール等、不安を抱えている選手が多いので、指導的な立場ではなく近しい存在としてアドバイスを行うようにしている。
自身が昨年までこのチームで選手として走っており、チーム内に一緒に走ってきた選手たちが多く、気持ちのわかる部分も多いが、初めての事ばかりで、勉強不足を感じたり、選手たちの力になれなかったりしたことが多いと感じているのでこれから経験を積んで改善していきたい。

Q.業務の難しい部分について
料理のおいしさの追求と、アスリート食としてのバランスをとることが非常に難しい。調理師の資格を持っているわけではないので、料理の技術はまだまだ。選手たちにどう思われているのか不安になることもある。
最初は味付けが薄くなり、残念な味になってしまい、選手にあまり食べてもらえないこともあった。栄養バランスが良くてもそもそも食べてもらえなければ意味がないので、日々悩みながらも、調理の腕を上げていきたい。選手たちはおいしいと言ってくれるが、調理の技術をあげ、もっとおいしい料理を作らないといけないと感じている。

Q.自粛期間中について
コロナ中は他部活の寮ではどうしているのか、食堂で面と向かって食べさせていいのか、非常に不安だった。その為、食堂まで各自料理を取りに来てもらい、各自室で食事をとってもらうようにした。自身も選手とともに自粛生活を送り、食材の買い出し回数を減らす等で対応していた。

Q.今後の目標について
全日本大学女子駅伝では、初めてスタッフの立場として選手の走りを見て、改めて学生の時にこの舞台を走った経験があってよかったと感じた。その反面、いざ選手が走り出したら、自身は何もできず、選手たちを試合に到達するまでの過程でいかにサポートできるか、その重要性を痛感し、サポートする側の大変さともどかしさを感じた。
まだまだスポーツ栄養に対する知識が未熟だと感じているので、公認スポーツ栄養士の資格にチャレンジ中である。自身がスキルアップすることで、選手たちのサポート力を高めていきたい。
■二年生が中心となって、今年はチームをけん引してきました。全日本大学女子駅伝が終わった今、取り組みの振り返りと、内に秘める駅伝への想いを伺いました。

森尻 真優 主将(2年)
『背中でチームを引っ張る』

森尻 真優①

Q.全日本大学女子駅伝までを振り返って
4月緊急事態宣言後は、寮に残る選手たちと、実家に帰省する選手たちで別れることになった。
コロナ対策として、一人で練習を行うことになり、寮生活でも食事は自室にて一人で食べる等、寮に残る選手たちともほとんど会うことがない状況での生活は精神的に落ち込むことがあった。寮内では久しぶりに顔を合わせる部員もいるたりするくらい徹底していた。
6月の活動再開からは全体練習を開始したが、故障してしまう選手が多く、ポイント練習を行える人数が少ない状況になり、駅伝メンバーを組むことが厳しい時期もあった。
そのような状況下で、全日本大学女子駅伝へ向けて立て直すべく、ミーティングを何回も重ね「このままではいけない」という危機感を共有することで徐々に走れる選手が増えていった。
夏合宿から皆、レベルの高い練習を積むことが可能になり、全日本大学女子駅伝の7位という結果に繋がったが、出走メンバーが誰も欠けることができないというギリギリの状況で臨んでしまった。出走できる選手を多く揃えられなかったことが反省点。
7位になることはできたが「3位目標、5位必達」という自分たちで当初立てた目標に及ばなかったため、満足はしていない。
個人としては、一人でも多くの選手が駅伝に向かっていこうとしている中で、年間を通して足の痛みが続き、背中でチームを引っ張るという主将としての役割を果たすことができなかった。2年生キャプテンとして自分の未熟さをこの一年間で経験した。最初は大丈夫なのかという思いもあったが、最近になって自身も走れるようになり、同時に周りを客観視できるようになってきた。競技者として少し成長できたと思う。

Q.富士山女子駅伝に向けて
選手全員が誰でも走れる状況を作り、チーム内の競争力を高めて臨みたい。
チームの現状をしっかり見据えて7位が目標。ただ11月末の関東インカレ等のトラックレースで記録を出し、チームとしての目標を上方修正していきたい。
個人としては任された区間で区間3位以内を目標にしている。

Q.今後の自身の目標について
まずは11月末開催の関東インカレ5000mで16分30秒を切ること。
そして来年は今年できなかった「背中でチームを引っ張る」ことを体現できるようにしたい。最低でも5000m日本インカレB標準の16分15秒切りを達成したい。自身は今年ケガが多かったため「練習の継続」を課題として考え、ゆくゆくは15分台のタイムを出したい。

Q.自身の持ち味、ストロングポイントについて
スピードには自信があり、ラストスパートの切り替えが強み。持ち味を取り戻すために練習を頑張りたい。
藤村 華純選手(2年)
『日本一を掲げられるチームの雰囲気を作る』

藤村 華純②

Q.全日本大学女子駅伝までを振り返って
4月に自粛要請が出た当時はとても調子が良く、当初予定されていた4月の記録会に向け、順調だと感じていたぶん、発揮する機会がなく残念だった。その後なにもないままひたすらできる範囲での練習を続けていたが、一人での練習が続き、気持ちがどんどん落ちてしまった。
再開後、みんなで練習ができるようになったが調子の悪さを引きずってしまった。怪我なく練習はできていたが、思うような走りができない期間が長く続き、焦っていた。
8月後半の合宿でようやく調子が上向きになり、9月、10月といい練習が積めてきたところで全日本大学女子駅伝を迎えることができた。
今年は長い期間一人で練習をするという異例な経験をしたが、結果的に良い経験ができたと考えている。ポイント練習は普段みんなで行うものだが、今年はきつくなってきたところでも背中を押してくれる仲間はいない。ここでどう自分に負けずに粘るか、考えるきっかけになったと思っている。調子が上がらなかったマイナスな部分だけを見るのではなく、プラスになった部分と併せて今後の競技に活きてくると考えている。

Q富士山女子駅伝に向けて
全日本大学女子駅伝で1区を走っての課題に対して、修正をしていきたいと考えている。具体的には6.6km区間の中盤~後半地点(4~5Km)で強い選手との力の差が浮き彫りになったということ。自身の中では納得のいく練習が積めており、自信があったのに離されてしまい、「もっと速い人がこんなにいるんだ」と身をもって痛感した。自身の見えている景色という尺度で判断せず、もっと視野を広げていくべきだと思った。
強い選手に勝つためには、自分より実力が上の選手と走れる機会で勝つイメージ、手応えをつかむことが大事だと考えている。11月末の関東インカレで入賞し、富士山女子駅伝への弾みにしたい。

Q.今後に向けての目標とそれに対する取り組みについて
全日本大学女子駅伝で日本一になることが一番の目標。現実的に、今の練習の状況、先日体感した周りとの差を考えると、今現在、日本一になることをイメージするのは難しい。今は、「シード権を取る、3位以内に入る」までの目標しか立てることができないが、在学中に、「本気で日本一を目指すんだ」という日本一を目標に掲げられるチームの雰囲気を作れる存在になりたい。
目標達成するための取り組みとしては、私たちの学年がしっかりすること。いま、2年生が幹部を任されチームを引っ張っている形なので、未熟な面もあるが、自分たちが中心となって考えないといけない立場である。未熟だからこそ、選手個人の考えや気持ちを理解する努力をし、信頼関係を作ることが必要不可欠であると考えている。また、チーム内だけで実力の順位を付けがちなので、強いチームの選手も含めて自分たちはどのくらいに位置しているのか、相対的な視点で考えていくべきだと思う。来年の一年生が入ってきても、駅伝で走るメンバーは大きく変わらないことを考えると、やはり今のメンバーが強くなるしかない。チーム内で決まった選手だけがメンバーになって走るのではなく、ほかの選手もメンバーに入るんだという気持ちで挑戦しないといけないと考えている。

Q.競技するうえでの自身の強みについて
体が強いところ。たくさん練習をしても壊れない。グランド外でも寮でも補強をし、自分に足りない部分は何か常に考え、実践に移している。おかげで昔に比べ怪我をしづらくなり、練習が継続できるようになった。
■新たなランニングコースが9月完成。全長約1㎞、幅員5m、適度な傾斜と全面人口芝の柔らかいサーフェスで脚筋力強化が期待できます。

スポーツフィールド

JOSAI SPORTS FIELD 全体像

スポーツフィールド?コース

幅5mの壮大なコース

JSF練習風景②

富士山駅伝に向けてトレーニング
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