第97回箱根駅伝は自分にとっても、チームにとっても悔しい結果に終わりました。その後、自分自身がこれからどうしたいのか、どうすべきかを考えた結果、自分がこのチームを引っ張ってきたいと感じ、今回主将に手を挙げました。もちろんひとりですべてはできませんので、副主将の山本嵐、砂岡拓磨を中心に学年全員で引っ張っていくことに協力して欲しいと新4年生の仲間には伝えています。特に2020年度は１年生の元気が良く、下から突き上げる形でチームを刺激してくれましたが、新年度は上級生が走りで存在感を見せ、引っ張っていかないといけないと感じています。
　1月の箱根駅伝、往路がほぼ同じタイムだった青山学院大には復路で大きな差をつけられました。課題は単独走の走り方であり、選手層です。もちろん往路の主要区間でも他大学のエースと戦えないことには勝負になりません。課題はたくさんありますが、選手それぞれが自分の弱さに向き合い、それを克服していくことが大切です。今年も予選会からのスタートになりますが、前回走ったメンバーを中心に経験を共有しつつも部内の競争を活性化させ、チーム力を高めていきます。目標の設定はこれからになりますが、高い意識をもって取り組めるものにするつもりです。
部員全員で結束し、強い城西大を作っていきたいと思いますので1年間どうぞよろしくお願いいたします。